読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

【揺花草子。】<その1929:ずっと気になってた。> [自動転送]

 【揺花草子。】<その1929:ずっと気になってた。>

 Bさん「パラレルワールドと言うものがあるじゃないですか。」

 Aさん「あぁ、うん。ありますね。」

 Cさん「サブカルの文脈では最近は世界線なんて言い方も良くするわね。」

 Aさん「確かに。」

 Bさん「なんにせよ、ごく些細なきっかけによって

     世界はどんどん枝分かれして行くと言うやつだよね。

     例えば今阿部さんはこのブースにドリンクを持ち込んでるけど、それは何かな?」

 Aさん「これは、冷たいウーロン茶だね。」

 Cさん「阿部さんは今日ここに持ち込むドリンクに冷たいウーロン茶を選んだけど、

     それを選ばなかった世界線だってあるわけよね。

     コーヒーを選んだ世界線もあるかも知れないし、

     レモンティーを選んだ世界線もあるかも知れない。

     もしかしたら熱燗を選ぶ世界線だって。」

 Aさん「いやこんな昼間から熱燗とか選ばないですけど!!?」

 Bさん「そんな風に、ぼくらのちょっとした『選択』が、

     『もう一方を選ばなかった未来』を無限に生み出すわけだ。

     そしてそれは当然に我々は知覚できるわけもなく、

     新たな世界線が生まれたことにも気付けない。」

 Cさん「私たちの世界線は基本的に不可逆で一方通行で一本道だからね。

     認識の範囲の中ではと言う意味で。」

 Aさん「そう・・・ですね。」

 Bさん「なんにせよ、ぼくらの傍らにはそれと知らずに

     多数の世界線が並存していると考えられるわけです。」

 Aさん「まぁ、うん。」

 Bさん「だから、ね。」

 Aさん「ん?」

 Bさん「阿部さんの鼻毛が

     片方だけしか出てない世界線も

     あるんじゃないかと思うんだ。」

 Aさん「うそ出てる!!???////」

 朝急いで出て来たらしい。

----------

「Meisters Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2017/05/09.html