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女性天皇・女系天皇をきちんと議論しよう!

大変におめでたいお話なのですが、これでまたお一人皇族が減ってしまうと思うと、いよいよ真剣に女性天皇女系天皇の議論をしなければ、と思います。

男系男子絶対派の論拠は「歴代天皇で男系以外の方が即位されたことは一度もない。男系が伝統」に尽きます。

これに対する反論として、まず天照大神まで遡れば女性だという点です。

先日の討論番組で竹田恒泰氏は「天皇からカウントすべき」「天照大神は神話」と主張されていましたが、初代天皇ご自身が「女系」であるということも「伝統」です。

また「神話はカウントしない」ということであれば、歴史的に存在が明らかになっていない天皇もカウントしないということになり、論拠になっていないものと思います。

そもそも歴代の皇室は「男系」でいできた、というのは、古代皇室に限ればかならずしもそうではないのではないか、と思われます。

元正天皇から元明天皇へと2代続いて女性天王が誕生した際、当時の皇族が男系の血筋を繋ぐことをどこまで意識していたのかと言えば、適切な男性皇嗣がおられなかったことから女性天皇が続いたということであって、これを以って「女系があった」とまでは言えなくとも「男系を前提とした女性天皇だった」とも言えない、つまり当時、男系女系は今ほど気にされていなかった、男女に関わらず天皇の御子であることがまずは重要だった、と私は考えます。

斉明天皇から天智天皇への継承も、天智天皇が即時即位することが不適切な環境にあったことから中継ぎで斉明天皇が立ったのであろうことは異論のないところだと思いますが、ではその際に天智天皇斉明天皇からの女系の継承だった可能性が完全否定される論拠も無いものと思います。寧ろ舒明天皇からの男系だとする解釈の方が不自然さを感じます。

このケースを見ても、古代には男系女系に関わらず皇嗣であることが重要だったのではないか、と思います。

現実問題としては、側室制度が無い中、また側室制度が復活することも今の社会ではほとんど有り得ない中、未来永劫男系男子が確保されることが前提の皇統継承は全く現実的ではありません。

竹田恒泰氏は血のスペアとしての旧宮家の復活を主張されていますが、天皇の地位はそもそも国民がそれを良しとするかどうかがポイントで、その観点から言えば旧宮家が既に皇族ではなくなって半世紀をはるかに超えた年数を経ている今、その方々を皇族だと認める国民がどれだけいるか、という点も考慮しなくてはなりません。

竹田氏ご自身は「私は絶対に天皇にならないしなれない」と頻繁に仰いますが、そうはいっても旧宮家も年数が減るとあのような決して上品とは言い難い人格の人が出てしまう、という現実を見せられてしまえば、竹田氏が露出すればするほど旧宮家復活に違和感を覚える国民は少なくないのではないでしょうか。

全く個人的には、この問題は本来は皇族ご自身でご議論いただくべきテーマだと思っています。

皇室が国政に関与すると憲法に違反、というのは全くそうは思いません。

皇室のご意見を踏まえて、きちんと民主的な手続きを踏めばよいだけの話です。

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